初心者でもはじめやすく低リスクの投資商品を選んでみました。
1.個人向け国債

なんといっても一番手堅い商品は「国債」ではないでしょうか。
「国債」は、国がお金を集める為に発行する債券です。
お金を貸す代わりに利息がもらえます。
国債は返済期間に応じて、「5年国債」「10年国債」などがあります。
国債は毎月発行しています。
証券会社や銀行、郵便局などの金融機関に購入が可能です。
個人向け国債のメリットを下記にまとめました。
個人向け国債は安全性が高い
投資という点で見た際に気になるのが投資先です。
この場合、投資先は「日本国」になりますので、会社等の社債を購入するより安定しています。
個人が買える国債としては、個人向け国債と新窓販国債(利付国債)がありますが、
どちらも満期まで保有していれば、元本と利息は保証されます。
当たり前ですがもし日本が破綻した時は元本は保証されません。
1万円から出来る始めやすさ
個人向け国債の場合、最低金額1万円から購入可能なので初心者の方でも始めやすいですね。
株式投資等には最低購入金額がある為、なかなか手を出しずらいところもありますが
国債に関しては1万で大丈夫です。
次はデメリットについてです。
受け取る利息が低い
当然といえば当然なのですが、低リスクという事はリターンも低くなります。
2020年1現在、固定金利5年型で税引き前の表面利率(所得税・住民税控除前)0.05%年利です。
これは金融機関の定期預金と同水準です。
0.05%は100万円預けて年間500円(税引き前)もらえる計算です。
金利の詳細は下記サイトからご確認下さい。
中途解約は一年以上の保有が必要、受取額も減る
個人向け国債はいつでも中途解約出来るわけではなく
発行後1年が経過するまでは、中途解約が出来ません。
1年後すぐ解約した場合は実質利率が0%だと思います。
実はお金を拘束されるという事はかなりのリスクになります。
もし他にいい投資対象があった時、すぐ換金出来なければチャンスを逃す可能性がある為です。
よく検討してから始めましょう。
2.地方債

「地方債」とは、都道府県や政令都市などの地方自治体が発行する債券のことです。
発行元の信用度が高い債券の為、こちらも手堅い投資商品かと思います。
集めたお金は我々の生活に必要なインフラ整備、公共施設の維持管理等使われています。
「地方債」にも「国債」のように保有期間が定められており、大体が10年一区切りです。
種類もいくつかあり誰でも買える「全国型市場公募地方債(個別債)」や発行自治体に住んでいる
又はお勤めされてる方が買える「住民参加型市場公募地方債」などがあります。
地方債のメリットを下記にまとめます。
国債に比べ利率が高い
先に述べた「国債」の金利は0.05%年利でしたが、「地方債」は「 全国型市場公募地方債(個別10年債)」で0.062%(大阪府)~0.15%(兵庫県等)です。
少し開きがありますが、最も高い0.15%だと「国債」の3倍ですね!
ちなみに5年債ですと0.001%で「国債」を下回ってしまいました。
利率だけでみると募集する対象が絞られていた方が高くなる傾向がある為
「 住民参加型市場公募地方債 」ですと令和元年は東京都の1.6%が一番高い「地方債」でした
詳しい金利は地方債協会さんのホームページをみてみましょう。
続いてデメリットです。
国債に比べ自治体の破綻リスクがある
これは投資先が「国」より「地方自治体」の方が資金的な部分で差がある為したかありません。
その代わり利率が「国債」より高いのです。
北海道夕張市の財政破綻をご記憶の方もいらっしゃると思いますが、それでも「地方自治体」はその辺の企業より財政的には安定しているはずですので「地方債」を検討する余地はあるでしょう。
中途解約すると損をする可能性がある
「国債」と違い途中解約は出来るものがほとんどです。
しかし解約をした際「地方債」はただ清算するではなく、市場取引の対象商品の為
その時点での市場価格での買取になります。
買取ですから買い手がいなければ売却すら出来ません。
「国債」も「地方債」も出来れば手放さず満期まで保有したほうがよいかもしれません。
3.投資信託

「投資信託」とは専門家にお金を預けて運用してもらう方法になります。
これは上記の「国債」や「地方債」も含め取引市場にあるものを投資対象としています。
一口に「投資信託」といっても中身をみると、国内外株式、国債、地方債、不動産、金等さまざまな投資対象ごとにプランが用意されており、そのミックスプラン等もあります。
購入方法は銀行等の金融機関、証券会社、ネット証券があります。
いずれも「証券口座」を開設する必要があります。
開設の方法は各会社へ問い合わせてみましょう
「投資信託」のメリットを下記にまとめます。
1,000円からの少額投資が可能
「投資信託」はまとまったお金がなくても投資できるのが魅力です。
通常株式を買う際は、最小単元数(最低限買わないといけない株数)が決まっているのですが
「投資信託」はそれが1,000円~出来ます。
初心者の方は少額から出来る投資信託から少しずつ慣れていくのがいいかもしれません。
国債や地方債より利率が高い
商品の性質上、株式や不動産、金等を対象としている為、
利率は「国債」や「地方債」より断然高いです。
これも選ぶ商品によりますが、表面利率10%年利あたりが多いです。
詳しくは下記サイトを参考にしてみてください。
選べる投資商品が多い
世界の様々なものを投資対象としており、主要なものだけでも数十種類あります。
それぞれプランにコンセプトがあります。
例えば「海外上場株式のみ」や「日本・中国・米国にバランスよく」といった具合です。
商品説明をよく読み興味のあるプランを選ぶ楽しみがあります。
続いてデメリットです。
元本保証ではない為減る可能性がある
「投資信託」は株式等を投資対象としている為、世界情勢の影響を受け値下がる事があります。
投資の専門家が運用しているからといって安心してはいけません。
元本保証ではない代わりに利率が高いという側面もある為しかたありません。
ですから購入する際は今までのプランの実績や内容をしっかり把握して購入して下さい。
購入手数料と信託報酬がかかる
「投資信託」は購入手数料と信託報酬がかかります。
購入手数料は購入時に払う必要がありますが金額にも幅があります。
購入代金の0%~3%強が購入手数料になります。
100,000円の投資信託の場合だと3%の場合3,000円程が購入手数料になります。
また購入手数料とは別に保有している期間、運用を依頼している為信託報酬が発生します。
購入手数料は最初に一度払えば終わりですが、信託報酬は持ち続けている間ずっとかかります。
主な目安は大体0.05%~0.3%の所が多そうです。
売却時にもお金がかかる
手数料が引かれ、売却時にもお金がかかり中々大変です。
売却時に払うものには「信託財産留保額」と「源泉徴収」があります。
まず「信託財産留保額」ですが、簡単にいうと売却手数料です。
金額としては決済額の0.05%~0.3%になります。
「源泉徴収」は売却時に出ている利益に対してかかります。
徴収金額は20.315%(所得税15%+特別復興所得税0.315%+住民税5%)です。
売却益が100,000円だとしたら20,315円引かれ、手取り79,685円となります。
この「源泉所得税」が一番引かれる金額の中では大きいです。
「投資信託」においてはリスクもあり、勉強もそれなりに必要になってきます。
株式投資などに比べれば低リスクですが、慎重に検討した上で購入しましょう。
4.金・プラチナ積立

最近CMでも見る積立型の投資です。
金・プラチナは昔から現物資産といわれ、「有事の際の金」といわれるくらい資産価値としては高い商品になります。
しかし実は金・プラチナは日々取引金額が変動しています。
比較として2020年と2010年を比較してみましょう。
2020年1月31日 金6,096円/g、プラチナ3,875円/gです。(三菱マテリアル)
2010年1月29日 金3,321円/g、プラチナ4,664円/gです。(三菱マテリアル)
金価格は上昇していますが、プラチナは約17%値下がっています。
値下がりだけを見ると驚くかもしれませんが、積立というのは毎月細かく買い続ける為
購入金額が平均的に慣らされて、値下がりのリスクをカバー出来るのです。(ドルコスト平均法)
金・プラチナ積立は1,000円と少額から出来る利点もあるのですが、
購入時に手数料がかかります。
手数料はほぼ2%前後のところが多く売却時は無料というのが一般的です。
また売却時ですが、利益が大きく出る場合は確定申告が必要です。
保有期間が5年以上と5年以内で変わってくるのですが、金以外の売却益が関わってくるややこしい税制内容になってくるので、購入している会社さんに直接問い合わせをするのが確実です。
その辺の税金面での制度はまた別の記事にまとめたいと思います。
5.外貨建保険

最後になりましたがここでは「外貨建保険」をご案内します。
「外貨建保険」というのは読んで字のごとくドル建てで保険料を支払、ドルで受取る保険です。
今回は外貨建終身保険をベースにお話しをします。
外貨建終身保険は終身保険ですので、契約者が万が一亡くなった時に支払われる保険です。
商品により様々ですが、10年又は15年で払込済(その期間で支払いが終わるという事)にしてそこから各保険会社さんが運用し、加入から30年前後で満期保険金を受取ります。
各社大体横並びですが、例として外資系保険会社のメットライフ生命のドルスマートという商品でみてみると、年利3%を保証して30年契約だと受取時保険金は払込保険料の139.8%ということです。下記参照
かなり利益が出ていますね。
しかし気を付けなければいけないのは「ドル建て」という事です。
当然ドルで受取の為、円に換金した際に両替手数料と為替の影響を受けます。
ここは正直読めない所ではあるので難しいですが、円建て商品よりも利率が高いため長期での資産形成には向いているかと思います。
ちなみ私事ですが、子供の学資保険をこの保険で対応しています。
年払いで為替の影響を分散して、外貨をそのまま受取れる金融機関口座を持っています。
ドルをそのまま受取る事が出来れば、好きなタイミングで円に換えられるので為替の影響を受けにくく出来ます。
まとめ

上記で5つのオススメの投資商品をご紹介しましたが、いくつかはお金の減るリスクがあります。
オススメしたから利益が出るという事ではありません。
必ず慎重にご自身で勉強した上でご購入して下さい。
どんなリスクがあるのか、どんな商品なのかをしっかり理解して資産形成に役立てていただければと思います。
最初にこの記事を見ていただいた方は当ブログで最初に読んでいただきたい記事がございます。
下記からそちらを読んでいただき、未来へ向けて資産を築いていきましょう。