メールにリンクを貼り付けても青くならない時の対処法。

メールにリンクを貼り付けても青くならない時の対処法。 生活
メールにリンクを貼り付けても青くならない時の対処法。

「Outlook」でメールを作成した際、本文内にURLやメールアドレスのリンクを貼り付けてもなぜか青くならない…!

ツールの設定に慣れていないと誰もがぶつかる壁です。

私も未だに「あれ、青くならない!」と慌ててしまうことがあります。

メールの本文内にURLやメールアドレスのリンクを貼り付けても青くならない時は、メールの設定を少し変えるだけで、簡単にリンクを青くすることができます♪

ただし、メールを送る相手の設定によっては、青いリンク状態になっていない場合もあります。

青いリンクにするための設定自体はとても簡単なので、原因についても一緒に覚えていざというときに対処できるようにしましょう!

リンクが青くならない原因は設定?

メールに貼付けたリンクが青くならない場合、まずは「書式設定」を確認しましょう。

URLやメールアドレスを貼付けてもリンクが青くならない主な原因は、「テキスト形式」で作成されていることにあります。

メールにはいくつかの「書式形式」というものがあります。

「テキスト形式」「HTML形式」「リッチテキスト形式」の3種類がメールで使われる書式形式になります。

「テキスト形式」は「原文」という意味があり、入力した文章がそのまま反映される形式です。

なので、メールを作成する際にこの「テキスト形式」に設定していると、URLやメールアドレスのリンクを貼り付けても、リンクは青くなりません。

メールに貼り付けたリンクを青くしたい場合は「HTML形式」または「リッチテキスト形式」にする必要があります。

ここで「HTML形式とリッチテキスト形式って何がちがうの?」と疑問が浮かびますよね。

簡単に説明すると、

  • 「HTML形式」はデザイン性が高く、しっかり使いこなすには専門知識が必要な書式。
  • 「リッチテキスト形式」は「HTML形式」と「テキスト形式」の中間で、専門知識がなくても簡単なデザイン性をもたせることができる書式。

になっています。

リンクを青くしたいだけならば、どちらの書式を使っても大丈夫です!

書式を「テキスト形式」以外に設定することで、貼り付けたリンクを自動的に青くすることができます。

ここまでの説明は「送る側(あなた)」のメールソフト(メーラー)の設定になりますが、じつは「受け取る側(相手)」のメーラーの書式設定も影響してきます。

もし、メールを受け取る側のメーラーの設定が「テキスト形式」の場合、いくらこちらの書式設定を変更しても、リンクは青くなりません。

逆に、あなたのメーラーの設定が「テキスト形式」の場合は、相手が青いリンクの状態で送信しても、リンクは青くなりません。

「Outlook」同士なら、基本的にメールを作成した時に設定した書式のまま受信することができますが、メーラーが異なる場合は、「受け取る側(相手)」のメーラーの設定も影響することを頭の隅っこに入れておきましょう。

また、あなたが受信したメールに返信する際も注意が必要です。

返信でメール作成をすると、相手が設定した書式が自動的に反映されます。

なので、「テキスト形式」のメールに返信すると、「テキスト形式」で作成されます。

(「リッチテキスト形式」「HTML形式」の場合も同様です。)

受信した「テキスト形式」のメールへの返信で、本文にリンクを貼り付けて青くしたい場合は、返信画面で書式を変更しましょう。

ちなみに前述した「リッチテキスト形式」は「Outlook」のみで使用できる書式です。

その他のメーラーでは「HTML形式」か「テキスト形式」の2種類になりますが、基本的にはリンクは自動的に青くなることが多いようです。

リンクが青くならない時の対処法

原因が分かったら、次は対処法です!

方法はとても簡単、焦らず2ステップで解決できます♪

  1. メール作成画面上部の「書式設定」タブを選択
  2. 左から2番目の「形式」項目から、「リッチテキスト形式」または「HTML形式」を選択

私はPC初心者で慣れない時期、このステップも中々覚えられなかったのですが、「書式設定」「形式」「リッチテキスト形式」の3つのワードを覚えておくと、設定の確認をする時もスムーズに進むことができます!

初期設定になりますが、リンクが青くならない時に確認する項目にもなるので、しっかり覚えておきましょう。

この設定をすれば自動的にリンクが青くなりますが、ちょっとだけ上級者に見える設定もあります。

文章内に表示されるリンクは、なにも設定をしないと入力した文字列のまま青いリンクになります。

(例:〇〇〇〇.comと入力→本文内でも〇〇〇〇.comとリンク表示される)

これをWebサイトのように、「リンクの表示文字」を変更することができるのです!

(例:本文内には「おすすめのサイトはこちら」という文字がリンクになっていて、クリックすると、〇〇〇〇.comへアクセスできる)

上級者向けで難しそうですが、こちらの設定も簡単です♪

  1. メールの書式を「リッチテキスト形式」または「HTML形式」に設定
  2. リンクとして貼り付けたいURLまたはメールアドレスを「Ctrl+C」でコピー
  3. メール本文内に貼り付ける際に、「Ctrl+K」を使う
  4. 「ハイパーリンク」のダイアログボックスが開くので、「表示文字列」欄に、本文内に表示させたい文字を入力する(「おすすめのサイトはこちら」など)
  5. 「アドレス」欄にはURLまたはメールアドレスを入力

本文が長くなってしまうときや、リンクが複数ある時は表示文字を設定することで、メール本文を見やすくすることができますよ!

まとめ

Outlookでのメール作成は、初心者だと壁にぶつかることが多々あります。

私も最初の頃は「メールを作成したいだけなのに…!」と、短い文章を作るだけですごく時間がかかりました。

メールにURLやメールアドレスのリンクを貼り付けても青くならない時も、原因がわからないとOutlookのタブを行ったり来たり…

でも原因がわかれば対処法も簡単です。

貼付けたリンクが青くならない時は、

「書式設定」「形式」「リッチテキスト形式」

この3つのキーワードを覚えておけば怖いものなしです!

しっかりメモして、もしものときに備えてくださいね♪

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