冬のリラックスタイムのよきお供、ココア。
私も寒い季節は常にストックして、家にいる時はよく飲んでいます。
特に朝のココアは格別ですよね♪
しかし、朝に飲むココアにはデメリットが?!
ココアにはたくさんのメリットがありますが、飲むタイミングや量によっては、デメリットに変わってしまうことも。
この記事では、ココアの効果的な飲み方をご紹介しています。
ココアを効果的に飲んで、素敵な「ココア活動」を始めていきましょう!
朝にココアを飲むと良くない?
朝のココアにデメリットがあるとされているのは、その「甘さ」が原因です。
ミルクココアには砂糖やミルクなど、甘味成分がたっぷりはいっています。
甘味成分があることで、「ほっ」としたココアのおいしさが引き立ちますよね。
しかし、甘いもの(糖質)には血糖値を上げる作用があります。
血糖値が急上昇すると、血糖値を下げようとして体内でインスリンが分泌されます。
糖質には脳の働きを良くする効果もありますが、インスリンが分泌されることで脳に行き渡るはずの糖質も一時的に供給されなくなってしまいます。
そのため脳はスリープモードになってしまい、急な眠気や、集中力が落ちてしまう結果に…。
また、血糖値が上昇すると、脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。
血糖値を下げようとするときに、強い空腹を感じる作用もあるので、間食や食べる量が増えてしまうことも。
朝に眠気も取れない、集中力もない状態で家を出るのは、なんともスッキリしませんよね。朝から空腹状態が続くのも、あまりいい状態ではありません。
朝にココアを飲む際は、甘いミルクココアではなく、純ココアを飲むことをオススメします。
そもそもココアのデメリットとは?
まず、ココアには2つの種類があります。
一般的に飲まれることも多く、ペットボトルや缶でもおなじみの「ミルクココア」
(調整ココアとも言われます)
飲料としてはもちろん、料理に使われることも多い「純ココア」
(ピュアココアとも言われています)
どちらにも体にいいとされる成分がたくさん入っていますが、飲みすぎてしまうとデメリットになってしまう成分があります。
リグニン
ココアに入っている「リグニン」という成分は、食物繊維のひとつです。
このリグニンは不溶性食物繊維なので、胃で溶けずに腸まで届き、腸を刺激して排便を促す効果があります。
適量を飲めば便秘解消の効果がありますが、飲みすぎてしまうと下痢や腹痛の原因になることも。
カフェイン
ココアには「カフェイン」の成分も入っています。
カフェインには、脳の血管を拡張・収縮する作用があるので、頭痛を引き起こす場合があります。
カカオ
ココアの原料でもあるカカオ。実は「カカオアレルギー」を発症する可能性があります。
「嘔吐」や「下痢」などのアレルギー症状があるので、摂取しすぎるとアレルギー反応が出てしまい、気持ち悪くなってしまうケースがあります。
ココアの効果的な飲み方とは?
ココアは飲む種類とタイミングによって、その効果を得ることができます♪
まず、基本的には「純ココア」を「白湯」で割って飲みましょう。
前述したように、「ミルクココア」には砂糖やミルク成分が多く含まれているので、肥満の原因にもなります。
(お湯で割ったミルクココアは80カロリー、ミルクで割ると150カロリー程になります)
「純ココア」には砂糖やミルク成分はもちろんのこと、糖質がほぼ入っていません。
また、「ストレス低下」や「新陳代謝の増加」といった嬉しい効果もある「ポリフェノール」が「ミルクココア」に比べ多く含まれているので、オススメです。
とはいえ、飲みすぎてしまうのはNGです。
効果的、かつ健康的に飲むならば、120mlを1日3杯まで。
「たまに甘いミルクココアも飲みたい!」というときは、120mlを1日1杯までにするよう心がけましょう。
また、飲むタイミングによっても様々なメリットがあります。
食前
食前ココアは、朝につい食べすぎてしまう人や、ダイエット中の人にオススメです!
食前にココアを飲むことで、食欲を抑えられる効果があります。
また、前述したように「リグニン」という食物繊維の効果で、排便を促す効果も!
朝からお腹がスッキリした状態だと、気持ちのいいスタートがきれますよね♪
寝る前
ココアに入っている「テオブロミン」という成分には、「疲労回復」と「睡眠の質を上げる」といった効果があります。
睡眠の1〜2時間前にココアを飲むことで、その日の疲れをとってぐっすり眠ることができます。
眠りが浅い時や日々の疲れが溜まっている時は、ぜひ寝る前にココアタイムを取り入れてみてください!
仕事や勉強の合間
「テオブロミン」にはその他にも「集中力」と「記憶力」の上昇効果があります。
長時間の仕事で集中力がなくなったときや、受験やテスト期間で勉強を頑張りたい時は、ココアを飲んで一息つけば作業が捗ること間違いなしです♪
寒さを感じた時
あたたかいココアを飲めば体がポカポカになりますが、理由は「ホット飲料だから」だけではありません。
ココアに含まれる「ポリフェノール」は、末梢血管を拡張し、手足の血流をよくする効果があります。
体を温めたい時はもちろん、冷え性の方にも嬉しい効果ですよね。
私も万年冷え性で、夏場でもフローリングを歩く時は靴下が欠かせません。
こんなに嬉しい効果があるなら、冬だけじゃなく年間通してココアを飲み続けなくてはいけませんね…!
おすすめのココア
ココアと言っても今はかなりの種類が販売されていて、スーパーやコンビニ、ネットで検索してもどれを購入すればいいか迷ってしまいます。
そこで、まずは試してほしいココアを3つ厳選しました!
色々なココアを試して、自分の好みに合うものを見つけてくださいね♪
NICHIGA 純 ココアパウダー
飲料としてはもちろん「パウダー」という商品名なので、お菓子などの料理にも幅広く使える純ココアです。
濃厚な味わいが特徴になっていて、シンプルなホットココアはもちろん、豆乳などで割っても、ココアの味わいを楽しむことができます。
森永製菓 純ココア
「ココアはやっぱり森永♪」でおなじみ、森永の純ココアです。
誰もが知っている有名なココアなので、コンビニやスーパーで気軽に購入することができます。
リーズナブルな価格帯なのに、しっかりとしたココアの味わいで、ミルクココア同様人気の高い一品。
迷ったときは森永のココアを選べば間違いなしです!
バンホーテン ミルクココア 糖質60%オフ
ミルクココアではありますが、糖質が60%オフ、カロリーも1/4カットになっていて、ピュアココアに近い感覚でミルクココアを楽しむことができます。
「ピュアココアは苦手…」と感じる方はぜひ一度試してみてください!
ココアを使ったアレンジレシピ
白湯で割ったノーマルなココアも良いですが、アレンジするとさらにおいしく飲むことができます♪
調理法はどれも「混ぜるだけ」の簡単なものなので、ぜひおためしください!
しょうがココア
材料
- しょうが:すり下ろしたものなら小さじ1杯、チューブなら2センチ
- 純ココアパウダー:小さじ2杯
- 砂糖:小さじ2杯
- お湯:120ml
ココアだけでも十分体を温めることができますが、しょうがを加えることでその効果は絶大です!
寒さが厳しい日に飲めば、体の芯からポカポカになれます♪
豆乳ココア
材料
- あたためた豆乳:120ml
- 純ココアパウダー:小さじ2杯
- 砂糖:小さじ2杯
ミルクココアより濃厚なココアを楽しむことができます。
また、豆乳は食物繊維も豊富な食材です。
ココアに入っている食物繊維「リグニン」が合わさって、腸内環境の改善にも効果抜群です!
はちみつ牛乳ココア
材料
- はちみつ:大さじ1杯
- 純ココアパウダー:小さじ2杯
- あたためた低脂肪牛乳:120ml
ミルクココアを飲みたいけど、カロリーが気になってしまう方にオススメなのが、低脂肪牛乳とはちみつを使ったココアです。
「砂糖・牛乳」を、カロリーの低い「低脂肪牛乳・はちみつ」に代えることで、ダイエット中でも気兼ねなくココアを飲むことができますよ。
(もちろん、飲み過ぎには注意です!)
ココアヨーグルト
材料
- ヨーグルト:100グラム
- はちみつ:小さじ1杯
- 純ココアパウダー:小さじ1杯
こちらは「飲むココア」ではなく「食べるココア」になります。
ティラミスのような味わいですがカロリーが低いので、食後のデザートや小腹が空いた時にうってつけの一品です♪
まとめ
朝のココアにはデメリットがありますが、タイミングや飲む量を守ればメリットもたくさんある飲み物です。
ココアのメリットを効果的に得るには、「純ココア」がおすすめ♪
白湯で割って飲むのが健康的ですが、それでは飽きてしまって続かないことも。
楽しくおいしくココアを続けていけるように、アレンジしながら飲んでみてください!
冬はもちろん、年間を通してココアを効果的に飲んで、健康的な体を目指しましょう♪
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